Haolin's Q&A

Episode of Nice

  • Q1

    ナイスの話はもう終わってしまったのでしょうか?
    ストーリーの大枠を説明したのに、なぜ急に終わったのでしょうか?

    ご安心ください。
    ナイスは冒頭4分で飛び降りたあと出番がなくなるわけではありません。
    今後もナイスは登場します。
    なぜ前半で退場したキャラクターがまた現れるのかというと、実は最初の1~4話はストーリー全体の後半部分を逆再生のような形で描いているからです。
    本来は結末部分ですが、そこから物語を始めています。
    これから徐々に時間を巻き戻す形で、様々なキャラクターたちの過去や異なる時間軸を描き、この世界観に登場する組織や陰謀、人物たちを繋いでいければと思います。 最終的には再びナイスの時間軸に到達し、彼が飛び降りに至る前の物語が語られる予定です。
    そこではかっこいいナイスの姿も見られるでしょうし、彼のあの"闇堕ち"した後の表情も描かれる予定で、個人的にとでも楽しみにしています。

  • Q2

    なぜリン・リンをナイスの代わりに据えたのか?
    PVのナイスはハリボテ的な存在だったのでしょうか?

    「ナイス編」はもともと不条理をテーマにした作品ですが、ナイス自身が単なるハリボテ的なキャラだとは思っていません。今後ナイス自身の物語も描かれますし、彼の体験はこの世界観の残酷さを象徴するものであり、最後に彼がたどる結末もそれを表しています。
    とはいえ、ナイスの運命はまだ掘り下げる余地がたくさんあります。
    物語が進むにつれて、きっと皆さんも感じ取れるはずです。
    リン・リンについてですが、いわば典型的な"下積みからの逆転"をテーマにしたキャラクターです。ただ、4話目で彼が直面した現実——第1話での伏線回収、そしてシャオ・ユエチンの死——を通して、前半4話の比較的"正常"だった流れを一気に残酷な現実へと収束させました。 この世界には、光だけでなく暗い部分も存在していることを伝えたかったのです。
    リン・リンの運命もここで大きく変わります。彼が今後果たして闇堕ちするのか、どう成長していくのか、注目していてください。

  • Q3

    物語のテンポがすごく速いですが、
    トップ10のヒーローたちの物語は今後交差しますか?

    トップ10のヒーローたちの物語は、今後確実に交錯します。
    テンポに関してですが、最初の4話は意図的にスピード感を持たせた作りにしています。
    これは試みとしてあえて早めたもので、視聴者の皆さんからは「早すぎる」との声もいただきました。
    ただ、今後のエピソードではそれぞれテンポが異なり、あるエピソードでは速く、あるエピソードではゆったり進みます。
    それぞれのエピソードのテーマ、雰囲気、映像表現に合わせてリズムも変えていますので、どのテンポが好きか比べながら楽しんでもらえたらと思っています。

  • Q4

    ナイスは夜中に自分の銅像を見てビビったりしないのでしょうか?

    あの銅像は一種の皮肉として置かれたものです。
    ナイスの部屋は異常なまでに整頓され、潔癖的に清潔でしたが、あの銅像だけは彼自身の信念を象徴する存在として、自分の信念をさらに強めるために置かれています。
    夜中に怖がるかは重要ではなく、自分を鼓舞するためのものなのです。

  • Q5

    ヒーローたちはサラリーマンみたいじゃないですか?

    冒頭4話でも感じられたかと思いますが、彼らは"ヒーロー"という信念を持ちながら、その信念に縛られてもいます。
    ただ単なる"サラリーマン"というよりは、「信念を背負った上で、自分の生き方をどう選ぶか」という葛藤こそが本作の核心です。

  • Q6

    ランキング249位のチーシーは、ヒーロータワーの最下層の小さい三角形のところで、
    他のヒーローとギュウギュウ詰めで雑魚寝しているのでしょうか?

    ヒーロータワーに入居できるのは上位100位までのヒーローだけです。
    ですので、下層でギュウギュウ詰めになっているようなことはありません。
    ただ、最上階と最下層の面積比もきちんと計算していて、第100位(最下層)のヒーローでも2LDK程度の生活空間を確保できるようになっています。